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Higashi Ginza Sweet Life

東銀座は今日も魚そして海の潮の香りがしています。
本のメモ A・B・ミッドフォード 英国外交官の見た幕末維新

雨の日に横浜に上陸したミッドフォード。

その夜に地震に遭遇し、あまりに先人たちが書いていた日本の美しさとの落差にため息をつく。

 

しかし翌日の太陽の輝き、その中で、霊峰富士が見えたことの驚嘆が

記載されている。

 

雪に覆われ、海岸線から優雅な曲線を描いて天に向かって比類なく美しい円錐形をなして

そびえ立っている富士の姿。

 

万人が認める富士の容姿の素晴らしさ。ミッドフォードはその興奮は死ぬまで続くと

書いている。

 

大坂で遭遇したこと

・何千人もの人が幸せそうに、赤や青の縮緬の晴れ着を着て、赤い提灯を頭上に掲げ、

声を限りに「いじゃないか!いじゃないか!」と叫びながら踊っている。

 

横浜の大火、神戸での備前事件、パークス襲撃事件等、様々な事件を身近に体験しながら過ごした

4年間の記録。ミッドフォードの周りでもそうだし、日本自体が未曾有の激変の渦中にあった時代。

しかし、氏の文章にはどこか優雅な部分、貴族的な部分がある。時代観察者のような冷静さがある。

| | 21:41 | comments(0) | - |
本のメモ 沢木耕太郎 流星ひとつ

藤圭子。

私が多感な時期には、すでに引退をしていて、

なんとなく神秘的ベールに包まれていた。

宇多田ひかるが綺羅星の如く世に出てきたときの衝撃。

いままでのレールには乗っていない何かを感じた。

それをはた目から見て、藤圭子という伝説がにわかにまたフォーカスされた。

藤圭子も、宇多田ひかると同じような世界を持っていたのではないか。

その世界は他の誰にも真似をできない世界。

 

この本に登場してくる藤圭子は28才。

引退を決意したとき。

28才で、この年で同じ年で結婚をしていないひとは障害を持っている。

ということ繰り返し喋っているのを見て、なんて老成をしているのだろう。

と思った。

または芸能界が彼女を老成させたのか。

純粋無垢で健気な少女にとって芸能界が、はたまた東京が毒気を含んだ魑魅魍魎な

世界なのか。

 

多くの人は自分で引退をすることができない。

誰かから引退を示唆される。

引退を表明し、惜しまれるだけでも幸せな人生ではないか。

| | 21:20 | comments(0) | - |
本のメモ 加治将 あやつられた龍馬

幕末期の本を読んでいる今、違う角度でものごとが見えておもしろい。

フリーメイソンという秘密団体。その張り巡らされた諜報網。

情報を得てそれを操る幕末期に日本へ来た外国人。

その背後にいたのはフリーメイソンという団体。

豊富な資金力をバックに薩摩、長州、土佐の郷士たち近寄り、

その彼らを利用してまるでゲームのように弱体化した徳川幕府を揺さぶり

そして脅し、巧みに開国に導き、新政府に入り込み、利権を得る。

・オールコック大君の都

「人間が荒削りし、最後に仕上げて下さるのは神」

この言葉はメイソンの象徴。

・桜田門外の変の情報が長崎に入ったのは5日間。

・ベアドは極東の島国で大規模な内乱があることを察知し来日した。

・小岩井農場は岩崎弥太郎がグラバーに相談をして酪農に切り替えた。

・キリンビールもグラバーが作った。

・グラバー史談「徳川政府の反逆児の中で、自分がもっとも大きな反逆人であった」

・君が代の元の曲は英国人のジョンウィリアムスフェントン。

・日本人にとって明治維新とはいったい何だったのか?

 

オールコックが帰国したのはその強硬な外交姿勢が本国で嫌悪されたゆえの命令で

あることをこの本で知った。

| | 16:37 | comments(0) | - |
本のメモ ワーグマン 日本素描集

幕末、維新の日本。

混沌とした祀。

そこに遠路遥々来た異人たち。

彼らの視点で書かれたその記録を読むと、

当時の日本が分かる。

 

自分の中にある血。その血にはどのような歴史が刻み込まれているのだろうか。

自分への探求は歴史への希求でもある。

歳をとるとどうしても歴史を知りたくなるのだ。

 

花札に興じる人々。バクチ。

西洋人は脚で踊り、東洋人は手で踊る。

横浜の正月。

羽根つき、凧揚げ、独楽回し、竹馬。

電柱も車のない社会ではあったが、精神的にいまよりずっと豊かな生活。

 

日本はものまね鳥。牛肉を食べ、ビールを飲めば一人前の人間になれると思っている。

ものまねをさせようとしている国の画家に描かれているのは世話が無い。

 

ベアドの企画展に行こう。

 

http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/next.html

| | 14:17 | comments(0) | - |
本のメモ 佐野眞一 あんぽん

平成12年の書。

出版から5年経過している。

著者の佐野眞一はその間に亡くなってしまった。

 

大邱、鳥栖、

植民地時代、

中国時代の先祖からの系譜。

血をみる喧嘩。親族の犬猿の仲、生きる泥臭さ。

父と母の関係。

貧困からの脱却。食べるための仕事。

炭鉱。

にあんちゃんの世界。

 

そのエネルギーの凄まじさ。

氏が背負ってきた、そして今も背負っていることがこの書でその一端が分かる。

玉子さんの言葉も読みたいと思った。

 

 

 

 

| | 12:00 | comments(0) | - |
本のメモ ゴロウニン 続日本俘虜実記  ロシア士官の見た徳川日本

1811年〜13年、日本人の捕虜となったゴロウニンの手記。

松前で牢獄で聞いた日本の状況が書かれている。

 

・太閤は賢明、慧眼で果断な人物。

・庶民は酒を好む。

・日本人の短所は色欲。

・京都では男性同士の情交が行われていることで有名。

・日本人や支那人がヨーロッパの様式を取り入れ、我々の世代にヨーロッパ諸国に

危険な国民になるとは思わない。しかし早晩起こり得ること。

・日本人は嫉妬深い。

・日本はヨーロッパと交際するより、国民の不幸を少なくするためには古来の立場を守ったほうがいい。

・日本は模倣が好き。

・日本人は生で野菜を食べず、煮て食べる。

・昆布をよく食べる。

・熊の胆嚢は日本で珍重される。

・苺は美味しくない。日本人は草になる実はどんなものでも決して食べない。

・日本の刀、鋸、金属細工は非常に質がいい。

・綿織物の質は悪い。

・清潔と極端な正確さを好む。

・包装もいい。

・人口が多い。約二世紀、隣国との戦争がない。天然痘と性病以外の疫病もない。

 

河童にも触れられていることに驚いた。

 

後半はゴロウニンを救うべく渡航をしたリコルドの手記が掲載されている。

高田屋嘉兵衛の立ち振る舞い、仁義に触れられている。

その姿は凛々しい。

また、川路聖謨のその凛とした姿勢も賞賛されている。

どこの国でも、教養があり、一本筋が通っていれば認められることが分かる。

 

 

 

 

| | 23:43 | comments(0) | - |
本のメモ 小林信彦 わがクラシック・スターたち

週刊文春の氏の連載が休載されて久しい。

コンビニエンスストアで文春の目次だけに目を通す。

氏が復活したのか否か。その確認だけが重要なのである。

 

この本は去年の本音を申せばをまとめた単行本。

5月にでていたものを買うのを忘れていた。危ない危ない。

年1回のルーティンな楽しみのひとつを忘れていた。参ったなあ。

 

読みたい本、見たい映画が沢山取り上げられている。

読まなければ、見なければ。

 

氏が感心した映画。

・海街diary

吉田秋生さんの作品であることを知る。

昔、新宿の居酒屋で、漫画好きな女の子にあきみと読むことを教わったことを思い出した。

・キャロル

・谷中感応寺 五重塔

・0課の女 赤い手錠

・川端康成と伊藤初代

・園井恵子 

最近、五百羅漢寺で桜隊が原爆で多く亡くなったことを知った。

・NHKドラマ おかしな男 渥美清

 

| | 22:42 | comments(0) | - |
本のメモ ニコライ ニコライの見た幕末日本

・この国では孔子が学問知識のアルファかつオメガ。

・ヨーロッパに門戸を開いてわずか15年経つか経たぬかで、政府並びに国民の気風がどれほど変わってしまったことか!

・八幡は応神天皇。日本各地にかくも多くの社が建てられ、その栄誉を讃えてかくも盛大な軍事行動が行われる。

・仏教は日本の神々を仏教による名称を与えてしまい、その名によって日本の神々を仏教の寺の中にまで迎え入れ、日本にどっかりと腰を下ろして贅沢な暮らしを始めた。

 

| | 09:23 | comments(0) | - |
本のメモ V・Fアルミニヨン イタリア使節の幕末見聞記

幕末期の開国のためにはるばるやってきた各国の使節が記録した文章には

当時の日本のことが生々しく記載されているとともに、

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、家光などの公方時代の状況、特に宣教師たちを巡る

事件などが記載されていることに驚く。

当時日本に来ていた使節は、遥々遠路を国の威信を背負って渡航してきてるだけあって、

どの文章も聡明で、時に冷徹に書かれているが、記録を書くうえで様々な歴史を学んで

いたことがよく分かる。特に宣教という意味からも、宗教に関しては重要事項だったと

思われ、日本の政の仕組みのみならず、神道に関してはその起源とも言っていいほどの

天照大神のことも記載されているし、印度、中国から渡来した仏教についても神道と融合

されて日本に受け入られたことなども記載されている。

聡明でなければ派遣はされなかったであろうことは、想像に難くないが、

情報が少なかった幕末同時に口頭伝承が中心だった当時のことを鑑みれば、

驚かずにはいられない。

この文章は日本が帝国主義になる、そうきな臭くなる時代の前、

つまり、日本が鎖国をやめ、世界市場に巻き込まれる直前、

大君が大政奉還をする前の頃に書かれている。

もし、この文章が文献のみならず、多くの人の取材から書かれた部分が多いとしたならば、

この頃は、市井の人たちにとっても、信長、太閤、権現がまだ身近だった時代、

そう、それほど遠い昔の話しではなかったということなのだろう。

確かに長州藩の毛利氏は江戸期を外様大名として存在をしていたことを考えれば、

何故に外様になったか?ということを権現、太閤、信長時代の出来事から、

もしくはそれ以前の係わった出来事も長州では連綿と語り続けられてきただろう。

連綿と語られていたから、歴史が近いのだ。

ふと、そんなことを考えた。

 

以下メモ

・イタリアが日本に来た理由

 1865年、イタリア北部の絹の生産高が、蚕の病疾が災いし減少。1858年の日本との条約締結後、仏、英が

 日本から蚕卵が輸入し、収益をもたらしていた。よって日本にイタリアも開港を求めた。

 

・富士山というのはたぐいない山という意味。

 

・日本人はすらすらと文字を書く。

 

・日本の職人は才覚があり、しかも勤勉で優れたところのある品を見ると、自分で同じ物を作り出すまでは

気が済まない。

 

・もっとも貴重な産品のひとつは漆器。

 

・日本人はいつも頭を働かせて、あれこれと工夫をし、無駄な労力を省くことのできる装置を考えるの好む。

 

| | 22:11 | comments(0) | - |
ハインリッヒ・シュネー 「満州国」見聞記

1931年。

国際連盟はリットン調査団を派遣。

その一員であったドイツ人の同行記。

 

以下メモ

 

・芸者は近代的西欧的な観念や感覚から、かけはなれた存在。

芸者と踊っていると、女性というより人形を相手にしている感じがした。

血の通っっている人間よりもチョウや花とたわむれているような感じがした。

 

・日本人が鉄道を管理しているところはどこでもそうだが、列車は一分も違わず運行した。

 

・日本の対外政策があまりにも国内政局の動きや、国民世論によって左右されすぎているとの印象を受けた。

 

 

 

| | 22:29 | comments(0) | - |