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Higashi Ginza Sweet Life

東銀座は今日も魚そして海の潮の香りがしています。
本のメモ 山下清 日本ぶらりぶらり

山下清の本を読む。

今の時代の空気とは異なる、日本の空気がそこにはある。

そして、時にドキッとさせるようなコメント。

純粋ですべて見透かしているかのような、ドキッとする言葉。

 

 ぼくは新聞はめったに見ないが、ときどきよむとみんな本当のことばかりではない気がするので、

 嘘と本当はどのくらいのわりあいに世の中にあるものだか、わからなくなる・

 

世の中の嘘と本当。本音と建て前。

 

 ぼくはなんでも西洋の方が進んでいると思うので、食べ物でもなるべく西洋料理をたべたい。 

 シナ料理も日本のものより進んでいると思うので食べたい。

 

 景色を描くときはその特徴をあらわせばいい。

 

 はたちはおとなのはじまりで、六十はおとなの終わりなんだろう。

 

 ねこはぼくのそばへやってくる。

 

 今では三十をこしてもまだおとなになれないのが沢山いるのはやはり戦争のために世の中が

 くるったのですか。

 

素直な心で書かれた文章は、人をどきっとさせる。

 

この本で書かれていた、

岐阜、紙の大仏に行ってみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

| | 20:07 | comments(0) | - |
本のメモ 高城剛 カジノとIR。日本の未来を決めるのはどっちだ!?

2020年の後の日本。

オリンピックで東京に何一つシンボリックなランドマークを残せない。

その先の日本経済を救うのはIRとまことしやかに言われている昨今。

要はアトキンス氏も言っている富裕層観光客をいかに呼び込むかということ。

カジノの場合はハイローラーを呼び込めるか?

シンガポールのように危機感を持って対応ができるか?

交通インフラを整備できるか?

ホテルは?

外国語対応は?

様々な課題がある日本。

 

最近のニュースでもギャンブル依存症の人をどのようにしてつくらないか?

ということが言われていた。

https://zuuonline.com/archives/158436

韓国のカジノのアドトラックが都内を走っている。

 

以下メモ

・マレーシア ゲンティングループ

・フィリピンの人口ボーナス期はまだまだ続く。2028年には日本の人口を追い抜く。

・廃墟を利用したアレンタウン・ベツレヘムのIR

・インドネシアはレンボンガン島に外国人向けのカジノの建設。

・ベトナム フーコック島

・台湾 馬祖島

・日本はすでに20人に1人ギャンブル依存症。536万人。パチンコ業界は20兆円市場。

・マカオの2015年の売上3.4兆円。

・マリーナベイサンズのカジノ収入は2500億円。

 

 

 

 

 

 

| | 09:16 | comments(0) | - |
本のメモ 宮本常一 イザベラ・バードの「日本奥地紀行」を読む

・まず彼女が最初に驚いたのは、富士山の美しさ。

・中世の文学を見ても、富士を見るために旅をした。

・富士のことを一般的にせんげんさまと言っていた。

・人力車の車夫稼業の平均寿命は5年。

・江戸の町は中世以来あった古い名前、地名を抱え込んだまま作られた。大阪は通りの名前。

 

・飛び地、入りこみ地は税金を払わなくていい貧民窟。

 

・日本には蚤がおおかった。蚤に悩まされて眠い。その眠気を流してしまうことが、ねぶた流し。

・入墨は西日本に少なくじんべを着る。西日本は裸になることが少なかった。

 

| | 18:03 | comments(0) | - |
本のメモ エドゥアルド・スエンソン 江戸幕末滞在記

やはり、この著者も富士に魅了されている。

 

・富士山は絶えず変貌している。その豹変ぶりは移り気な女同様、太陽の位置、

大気の状態、季節などの具合で一日のうちに何度か容姿を変えて現れる。

 

著者が横浜滞在中に富士山が煙を上げたことに驚きをもって触れられている。

 

 

・日本人は、正直と率直、疲れを知らぬ我慢強さ。

・学習教育は非常に高い水準。

・既婚の女の生活環境は、義務ばかりが多く、権利などほとんどないに等しい。

・眉を剃り落し、白い歯も黒く染める。

・日本人が受け入れないこと。西洋人のハンカチの使い方。

・日本人の性格中、異彩を放つのが、不幸や廃墟を前にして発揮される勇気と沈着。

造船所にて

・西欧の道具の使い方をすぐに覚える。日本人の職人の方が西欧人より優秀かも知れなかった。

・日本人の宗教心は生ぬるい。

・日本の宗教はどこでも迷信とよく結びついている。

 

| | 16:53 | comments(0) | - |
本のメモ ハインリッヒ シュリーマン シュリーマン旅行記 清国・日本

江戸期のドイツの知識人シュリーマン。

博がある人この人の文章は読んでいて気持ちがいいし、知識を得ることの楽しさを感じることができる。

その商才から若くして財をなし、41歳でいっさいの商業活動を停止し、43歳で世界漫遊に旅立つ。

時は1865年江戸末期。ハリスが来航してから9年後。

ちなみに氏がトロイア遺跡を発掘したのはその6年後。

その時代で、氏のような生き方をした人は、そうはいないだろう。

その時代はそう簡単には日本、そして江戸には入れない時期。様々な伝手を使って来日した氏の旅行記。

明晰な頭と眼で簡潔に書かれていて読みやすく、知識欲というもの会得したいと思わせる。

 

以下メモ

・どうしてもしなければならない仕事以外、疲れることは一切しないというのがシナ人気質。

・長城がかつて人間の手で築きあげたもっとも偉大な創造物。

・蒸気船が入港した際、小船がただ一艘近寄ってきた。

それに乗る男二人は、

首から膝まで、赤や青で、龍や虎、獅子、それに男女の神々の入れ墨をしている。

・馬丁、苦力も入れ墨をしている。

・皮膚病、疥癬に罹っている人間が多い。

・日本人は日曜日、安息日を知らない。

・スカーフやハンカチーフを持たず。洟をかむための和紙を持っている。

・清潔な国民。町のいたるところに公衆浴場があり、どんなに貧しい人でも少なくとも日に一度は通っている。

・猫の尻尾が短い、犬がおとなしい。

・浅草寺

民衆の生活の中に真の宗教心は浸透していない。宗教儀式と寺と民衆の娯楽とが奇妙な具合に混じり合っている。

・独楽の曲芸が素晴らしい。

 

惨劇があった東禅寺、麻布善福寺(アメリカ公使宿館)、王子権現、ヒュースケンの墓がある光林寺。

に行ってみよう。

 

やはり、どの旅行者も霊山富士には感嘆をしている。

富士は日本の象徴なのだ。

 

| | 20:14 | comments(0) | - |
本のメモ キャサリンサンソム 東京に暮らす 

1928年から1936年の間の東京に住んだイギリスの夫人による当時の東京の暮らしがよく分かる文章。

欧米文化の波が押し寄せてくるなか、うまく工夫をして折衷しながら慎ましく暮らしている日本人の姿が

描かれている。当時と今の違いは多くあるものの、その姿を見て、私の中にある血が反応し、

自分の中にある遺伝子か何かが頷く。

そして、自分がインドネシアに行ったときのインドネシアの人々に対して同じような目線、

感覚を持っていたことにも気づく。

それは同じアジア人としての同じ血の感覚なのか。

 

以下メモ

・富士山は不思議なくらい軽やかで、まるで天から垂れ下がっているよう。

・日本の魅力の一つは使用人。いつでも主人を慰め、元気づけてくれる。

しかしいちいち指示をし、絶えずほめ、軽い冗談を言ったりして思いやりを示さなくてはならない。

・料理人がいなくなるときの口実。田舎にいる兄弟が病気、父親の墓参りに行かなければいけない。

・日本人は現在沸騰中と一度沸騰させたということを区別しない。緑茶は少し冷ましたお湯でいれる。

・ウーロン茶は日本では高い。

・リプトンは外国のお茶の総称になっている。

・農民の仕事はとても大変なのに彼らは自然と格闘しているようには見えません。

彼らはむしろ、成長をして滅びることを繰り返して永遠に再生し続ける自然界の一員であり、

そしてまたこの循環のあらゆる過程を美しいものとして味わうことができる優れた感受性を

持っている人たち。

・国民の活字熱と、立ち読みを許す寛大な本屋。

・日本人のように相手の気分に左右される国民はいない。日本にいると日本を覆っている湿った空気のせいで

頭の上に何ポンドかよけいな重さをのせているような気がする。

・日本では何をするにしても減速をする必要がある。

・日本人は蜜蜂のごとく働いたかと思うと、ゆっくり休み、また働くという頭の切り替えができるようになる。

・東洋では女性はみんな母親あるいは将来の母親と考えられている。

・お金のあるなしにかかわらず派手にお金を使うことが好き。

・たった一膳の御飯と二三切れのたくわんで何時間も働く。ひとたび旅に出ると絶えず何かを口にする。

・日本は古くからの伝統が国民全体に伝わっている非常に恵まれた国。みんなが何でも買えるというわけでは

ないにせよ、この商品は特定の人しか所有できないという階級差別はない。

・集団の中の日本人が、いかに単純か野蛮であるかがよく分かる。

他人を押しのけて我さきに電車に乗り込もうとする。

・日本人は服装に関しては暑くなった途端に賢明にも、北方系ではなく南方系の祖先の風習に従う。

・日本人は穏やかで口論好きではないし、おまけに住宅環境が悪いので、悪臭やひどい暑さ寒さを

何とも思わない。

・日本人の人生観は年とともに丸くなる。

・日本人はとても早起きで、その分、夜は早く寝ます。

・日本人には落着きがある。人生が彼らの中や傍を流れていく。焦って人生を迎え入れたり、

人生の舵を取るようなことはしない。流れが運んでくるものを受け取るだけ。

・既存の枠にはまりきらない冒険心に富んだ若者には、自由にふるまえる機会がほとんどない。

若者の自殺が多くみられる。

・お寺や神社、日本には古くからの秩序ある極めて美しい世界が存在していて、いつでも立ち帰ることが

できる。

・日本は悪臭が多い。

・日本人は幸せな国民、今日目新しかったものが翌日にはもう当たり前のものになっている。

新旧の思想や習慣を見事に継ぎ合せている。

 

| | 20:01 | comments(0) | - |
本のメモ 小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム 名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏

ゴールデンウィークに本を読みまくろうと思って、アマゾンにて購入したものの、

眼が疲れてあまり読めていない。数ページ読んでうとうと。

また、あまりにも天気が良すぎて、ついつい車を出して外に行ってしまう。

新緑の生命力溢れる輝きに魅了される。

英語授業のリスニングのホームワークも日々行おうと思っていたが、ついつい後回し。

これでは、小学校時代の夏休みの宿題とまったく同じ状況。

成長していない自分に苛立つとともに、何処かで諦観に似た感情も併せ持つ。

達成感、充実感が不足している。まあこれが我人生。

 

以下メモ。

コンビでやるコントの基本パターンはふたつ。「天井」と「先後」。

関西では「先後」ではなく「丸三角」

 

ニッポン無責任時代の主人公にはモデルがいた。

東宝に出入りをしていたインチキな人間。その人結局ハイジャックをして捕まった。

 

谷啓さんの変な言葉

ガチョーン、ビローン、ムヒョー

 

柴又は寅さんの映画が当たってから有名になった。

 

| | 15:03 | comments(0) | - |
本のメモ 永井荷風 つゆのあとさき

1931年、昭和6年の作品。

昭和6年。

今より小さい東京で、都電が縦横無尽に走り、そして小さい町名、坂の名前が多くででくる。

市ヶ谷本村町、四谷左門町、赤坂一ツ木、塩町、三番町、尾張町、荒木町、富士見町、小石川諏訪町、新見附、木挽町。

世田谷勝昌寺の近くに茶畑があり、まだ郊外だった頃。

 

カフェの女給が闊歩する銀座の町。

時代の空気。

 

銀座通りが、

震災後も日に日に変わっていく今日の光景とを比較すると、唯夢のようだというより外はない。

西洋文明を模倣した都市の光景もここに至れば驚異の極、何となく一種の悲哀を催さしめる。

この悲哀は街区のさまよりむしろここに生活する女給の境遇について、更に一層痛切に感じられる。

 

自由な空気と悲哀が同居している入梅した頃の若い東京。

40代ですでに歳をとっている時代。

 

 

| | 08:14 | comments(0) | - |
本のメモ 百田尚樹 海賊とよばれた男

宴会の席でベトナムから日本に一時帰国をした人間が、やっぱり読むべきですよ

と言われて、読むことにした本。

仙僂粒┐鮟亳美術館に行ってみた時のことを思いだした。

 

その絵を観たときの驚きというものは無かった。

指月布袋画賛。

月は悟り、それを指す指は経典。

 

堪忍柳画賛

気に入らぬ風もあろう柳かな

 

うらめしや わがかくれ家は雪隠か 来る人ごとに紙おいていく

 

 

 

俯仰天地に愧じない行動をとり続けた主人公の鐵蔵。

その信念は日本という国をよくしようという大局観を持った視点。

 

1853年、ペリーが来航をして通商条約を要求したのは捕鯨船の補給基地が欲しかったから。

ランプの燃料は当時は鯨油を使用していた。

ドレイク大佐が油田を掘り当てたのは1859年。

もしドレイク大佐が油田を発見するのが早ければ、ペリーは来航しなかったかもしれない。

そうなれば明治維新はどのような形になっていたのか想像がつかない。

まさに石油の一滴は血の一滴。

石油が日本にあれば大戦の結果も変わっていたはず。

 

| | 17:46 | comments(0) | - |
本のメモ 指南役 テレビは余命7年

・徹子の部屋が色あせないのは疑似生放送だから。

大橋巨泉のクイズダービーも一緒。

・深夜番組が増えるにつれ、制作会社が急増した。80年代末から。

・CM前の「フリ」、90年代初頭に日本テレビが発明したもの。

広告代理店から転職した人材が生み出した。

・なぜテレビ誌を買わなくなったのか?単純な話、連ドラを見なくなったから。

・実はテレビを世界に先駆けて発明したのは日本。1926年、大正15年

・1940年。昭和15年には街頭テレビは存在した。

・作り手に志があれば、必ずやその思いは視聴者に伝わる。

 

・幕末をペリーの黒船来航を起点とすると、

井伊直弼が暗殺されたのは7年後、15代将軍が大政奉還したのが14年後。

地デジの7年後、2018年にテレビの威信を失墜させるなにかが起き、2025年後にまた

何かが起きるのではないか。

| | 20:00 | comments(0) | - |