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Higashi Ginza Sweet Life

東銀座は今日も魚そして海の潮の香りがしています。
本のメモ 佐藤雅彦 新しい分かり方

象嵌という言葉が残る本書。

 

最後の随筆を読んでしびれた。

被検体をライヘと言う。

路上死亡人のライヘ。

解剖をしたライヘに金属棒が入っていた。

その金属棒はライヘが戦争に行ったことを意味していた。

戦争から戻って苦労しただろうな。

この処置じゃあ、満足に歩けなかったから、職にも就けなかったでしょうね。

 

それにしても日頃の細かい気づきを注意深くみることは重要。

思っていても忘れている。

気づきを大事にするだけで生きる幅が変わる気がする。

| | 23:12 | comments(0) | - |
本のメモ 中沢新一 日本のもと 神さま

自分にとって、日本にとって神とはなにか?

最近は路傍の名の知れぬ地蔵さん、道祖神などに心が動く。

その心理を知りたいと思う自分がいた。

 

神さまはいろんなとこに居る。

お天道さま。

雷も神鳴り。 

昔の人々が信じていた神さまは見ることも手でさわることもできない存在だった。

ネイティブアメリカン グレイトスピリット

南太平洋の島々に住む人々 マナ

 

仏教が入ってきたのは

百済はもちろん中国にも文明国日本の存在をアピールする狙いがあった。

 

Religionにはもともと

おおぜいの人を集めて盛りあげる。という意味がある。

 

日本では自然そのものが神さま。

ヨーロッパでは自然も人間も同じようにキリスト教の神さまによって

つくられたという考え方が土台にある。

 

あの世は死者のためにあるんじゃない。

生きているぼくらが安心して死ねるため。

 

メメント・モリ 死を記憶せよ

 

 

 

| | 22:29 | comments(0) | - |
本のメモ 宮本常一 忘れられた日本人

宮本常一氏の本を新橋の駅前で開催されていた古本市で購入。

会社のデスクの女の子は、買いたいものがまったくありませんと言う。

私にとっては魅力的な品揃え。世代、年齢の差を痛感する。

40才半ば以上をターゲットとした品揃いなのだろう。

世の中の物で多く動いているのは、その世代をターゲットにしたものが多いのだろう。

以下メモ。

 

対馬にて

見通しを聞かない山道を歩くときには歌を歌う。

自分はここにいるぞという意思表示。

歌垣。男女の求愛の風俗。

 

村の寄りあい

村の中で解決がつかない時はには村の外へ出してやる。

年寄りの隠居制度のはっきりしている所では、年寄りの役割もはっきりしている。

 

名倉談義

女は損なもの。月のさわりがある。御幣担ぎがあり、月のさわりのときにひまごやに入れられた。

 

土佐源氏

女だけはいたわってあげなされ。かけた情は忘れるもんじゃない。

 

土佐寺川夜話

盗人の通る道、カッタイ病の通る道、獣の通る道、イノシシの道などある。

 

世間師

風流がわからぬものは女とねるのはしくじる。

 

忘れられた日本人がここにはあった。

 

| | 20:29 | comments(0) | - |
本のメモ 宮脇俊三 時刻表昭和史

氏の本を趣味のお店ポポンテッタで見つけて購入。

初めて読む。

時刻表を読んで、その走っている列車の状況を思い浮かべる。

その長距離列車に揺られながら、車窓から小さな町を見ていることを夢想する少年。

時刻表は旅情を沸かせる。

 

鉄道を巡る昭和史。

戦前、戦後それぞれの社会背景、世情によって変わる時刻表。

特急停車駅の状況で、街の栄枯盛衰もわかる。

 

昭和8年の段階で、すでに山手線は4分間隔で走っていたことに驚く。

車両の数はもちろん少なかっただろうが、当時からもう東京は大都会だったろう。

 

併せて

線路のない時刻表

失われた鉄道を求めて

も読破。

| | 16:21 | comments(0) | - |
本のメモ ピーター・ミルワード ザビエルの見た日本

1549年8月に鹿児島に上陸をしたザビエル。

そのときにゴアから日本人3人と同行をしてきたことをこの本で知る。

アンジロウという日本人はザビエルに日本語の書き方について言う。

「人間の頭はてっぺんにあり、足はどんじりにあります。ですから字を書くときは

てっぺんからどんじりへとまっすぐに書いていくのが正しい」

面白い説明。

 

日本に上陸する前の知識

・日本の気候はいたって温暖だが、ハリケーンや地震がたびたび起こる。

・野鳥の肉は食べるが、鳥の肉は食べない。

・発酵酒は米で作る。

・米はパンの代わりになっている。

・人間は一人ひとり、百八種類の罪があるのでその一つ一つの罪と引き換えに祈りを

一つずつ唱えなければならない。

・背格好はイタリア人に似ている。

・日本人は知識欲を持っている。

上陸前にこれだけの情報が入っていることに驚く。

 

上陸後、そして離島後

・常食は野菜と米。小麦も魚も、リンゴも、その他の果物もぜいたく品。

・おいしいものは何もない。

・節約をしているので大抵のものは健康。

・僧は一日一食。

・ミヤコは戦乱が続いていて、荒廃をしている。

・名誉を欲しがる国民。自分たちがどの国より武勇に秀でていると思っている。

・武器を大切にしている。

・地球が円いことも知らず、太陽と星の動きも知らなかった。

・知的な能力からいえばシナ人は日本人より優れている。

 

この本の後半はピーター・ミルワードにより戦後45年が経過した日本の状況が

書かれ、ザビエルが見た頃との対比がされている。

豊になったことで、成り金になり、礼儀もなくなり、清貧の思想が無くなっていることが

書かれ、もし、ザビエルが今の日本を見たら驚くであろうということが言われている。

ただ好奇心が旺盛であることは変わらない。

 

ザビエルのミイラがゴアに保管され、10年に一度公開されていることをこの本で知った。

 

| | 23:13 | comments(0) | - |
本のメモ A・B・ミッドフォード 英国外交官の見た幕末維新

雨の日に横浜に上陸したミッドフォード。

その夜に地震に遭遇し、あまりに先人たちが書いていた日本の美しさとの落差にため息をつく。

 

しかし翌日の太陽の輝き、その中で、霊峰富士が見えたことの驚嘆が

記載されている。

 

雪に覆われ、海岸線から優雅な曲線を描いて天に向かって比類なく美しい円錐形をなして

そびえ立っている富士の姿。

 

万人が認める富士の容姿の素晴らしさ。ミッドフォードはその興奮は死ぬまで続くと

書いている。

 

大坂で遭遇したこと

・何千人もの人が幸せそうに、赤や青の縮緬の晴れ着を着て、赤い提灯を頭上に掲げ、

声を限りに「いじゃないか!いじゃないか!」と叫びながら踊っている。

 

横浜の大火、神戸での備前事件、パークス襲撃事件等、様々な事件を身近に体験しながら過ごした

4年間の記録。ミッドフォードの周りでもそうだし、日本自体が未曾有の激変の渦中にあった時代。

しかし、氏の文章にはどこか優雅な部分、貴族的な部分がある。時代観察者のような冷静さがある。

| | 21:41 | comments(0) | - |
本のメモ 沢木耕太郎 流星ひとつ

藤圭子。

私が多感な時期には、すでに引退をしていて、

なんとなく神秘的ベールに包まれていた。

宇多田ひかるが綺羅星の如く世に出てきたときの衝撃。

いままでのレールには乗っていない何かを感じた。

それをはた目から見て、藤圭子という伝説がにわかにまたフォーカスされた。

藤圭子も、宇多田ひかると同じような世界を持っていたのではないか。

その世界は他の誰にも真似をできない世界。

 

この本に登場してくる藤圭子は28才。

引退を決意したとき。

28才で、この年で同じ年で結婚をしていないひとは障害を持っている。

ということ繰り返し喋っているのを見て、なんて老成をしているのだろう。

と思った。

または芸能界が彼女を老成させたのか。

純粋無垢で健気な少女にとって芸能界が、はたまた東京が毒気を含んだ魑魅魍魎な

世界なのか。

 

多くの人は自分で引退をすることができない。

誰かから引退を示唆される。

引退を表明し、惜しまれるだけでも幸せな人生ではないか。

| | 21:20 | comments(0) | - |
本のメモ 加治将 あやつられた龍馬

幕末期の本を読んでいる今、違う角度でものごとが見えておもしろい。

フリーメイソンという秘密団体。その張り巡らされた諜報網。

情報を得てそれを操る幕末期に日本へ来た外国人。

その背後にいたのはフリーメイソンという団体。

豊富な資金力をバックに薩摩、長州、土佐の郷士たち近寄り、

その彼らを利用してまるでゲームのように弱体化した徳川幕府を揺さぶり

そして脅し、巧みに開国に導き、新政府に入り込み、利権を得る。

・オールコック大君の都

「人間が荒削りし、最後に仕上げて下さるのは神」

この言葉はメイソンの象徴。

・桜田門外の変の情報が長崎に入ったのは5日間。

・ベアドは極東の島国で大規模な内乱があることを察知し来日した。

・小岩井農場は岩崎弥太郎がグラバーに相談をして酪農に切り替えた。

・キリンビールもグラバーが作った。

・グラバー史談「徳川政府の反逆児の中で、自分がもっとも大きな反逆人であった」

・君が代の元の曲は英国人のジョンウィリアムスフェントン。

・日本人にとって明治維新とはいったい何だったのか?

 

オールコックが帰国したのはその強硬な外交姿勢が本国で嫌悪されたゆえの命令で

あることをこの本で知った。

| | 16:37 | comments(0) | - |
本のメモ ワーグマン 日本素描集

幕末、維新の日本。

混沌とした祀。

そこに遠路遥々来た異人たち。

彼らの視点で書かれたその記録を読むと、

当時の日本が分かる。

 

自分の中にある血。その血にはどのような歴史が刻み込まれているのだろうか。

自分への探求は歴史への希求でもある。

歳をとるとどうしても歴史を知りたくなるのだ。

 

花札に興じる人々。バクチ。

西洋人は脚で踊り、東洋人は手で踊る。

横浜の正月。

羽根つき、凧揚げ、独楽回し、竹馬。

電柱も車のない社会ではあったが、精神的にいまよりずっと豊かな生活。

 

日本はものまね鳥。牛肉を食べ、ビールを飲めば一人前の人間になれると思っている。

ものまねをさせようとしている国の画家に描かれているのは世話が無い。

 

ベアドの企画展に行こう。

 

http://kawamura-museum.dic.co.jp/exhibition/next.html

| | 14:17 | comments(0) | - |
本のメモ 佐野眞一 あんぽん

平成12年の書。

出版から5年経過している。

著者の佐野眞一はその間に亡くなってしまった。

 

大邱、鳥栖、

植民地時代、

中国時代の先祖からの系譜。

血をみる喧嘩。親族の犬猿の仲、生きる泥臭さ。

父と母の関係。

貧困からの脱却。食べるための仕事。

炭鉱。

にあんちゃんの世界。

 

そのエネルギーの凄まじさ。

氏が背負ってきた、そして今も背負っていることがこの書でその一端が分かる。

玉子さんの言葉も読みたいと思った。

 

 

 

 

| | 12:00 | comments(0) | - |