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Higashi Ginza Sweet Life

東銀座は今日も魚そして海の潮の香りがしています。
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本のメモ 永井荷風 つゆのあとさき

1931年、昭和6年の作品。

昭和6年。

今より小さい東京で、都電が縦横無尽に走り、そして小さい町名、坂の名前が多くででくる。

市ヶ谷本村町、四谷左門町、赤坂一ツ木、塩町、三番町、尾張町、荒木町、富士見町、小石川諏訪町、新見附、木挽町。

世田谷勝昌寺の近くに茶畑があり、まだ郊外だった頃。

 

カフェの女給が闊歩する銀座の町。

時代の空気。

 

銀座通りが、

震災後も日に日に変わっていく今日の光景とを比較すると、唯夢のようだというより外はない。

西洋文明を模倣した都市の光景もここに至れば驚異の極、何となく一種の悲哀を催さしめる。

この悲哀は街区のさまよりむしろここに生活する女給の境遇について、更に一層痛切に感じられる。

 

自由な空気と悲哀が同居している入梅した頃の若い東京。

40代ですでに歳をとっている時代。

 

 

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