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Higashi Ginza Sweet Life

東銀座は今日も魚そして海の潮の香りがしています。
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本のメモ キャサリンサンソム 東京に暮らす 

1928年から1936年の間の東京に住んだイギリスの夫人による当時の東京の暮らしがよく分かる文章。

欧米文化の波が押し寄せてくるなか、うまく工夫をして折衷しながら慎ましく暮らしている日本人の姿が

描かれている。当時と今の違いは多くあるものの、その姿を見て、私の中にある血が反応し、

自分の中にある遺伝子か何かが頷く。

そして、自分がインドネシアに行ったときのインドネシアの人々に対して同じような目線、

感覚を持っていたことにも気づく。

それは同じアジア人としての同じ血の感覚なのか。

 

以下メモ

・富士山は不思議なくらい軽やかで、まるで天から垂れ下がっているよう。

・日本の魅力の一つは使用人。いつでも主人を慰め、元気づけてくれる。

しかしいちいち指示をし、絶えずほめ、軽い冗談を言ったりして思いやりを示さなくてはならない。

・料理人がいなくなるときの口実。田舎にいる兄弟が病気、父親の墓参りに行かなければいけない。

・日本人は現在沸騰中と一度沸騰させたということを区別しない。緑茶は少し冷ましたお湯でいれる。

・ウーロン茶は日本では高い。

・リプトンは外国のお茶の総称になっている。

・農民の仕事はとても大変なのに彼らは自然と格闘しているようには見えません。

彼らはむしろ、成長をして滅びることを繰り返して永遠に再生し続ける自然界の一員であり、

そしてまたこの循環のあらゆる過程を美しいものとして味わうことができる優れた感受性を

持っている人たち。

・国民の活字熱と、立ち読みを許す寛大な本屋。

・日本人のように相手の気分に左右される国民はいない。日本にいると日本を覆っている湿った空気のせいで

頭の上に何ポンドかよけいな重さをのせているような気がする。

・日本では何をするにしても減速をする必要がある。

・日本人は蜜蜂のごとく働いたかと思うと、ゆっくり休み、また働くという頭の切り替えができるようになる。

・東洋では女性はみんな母親あるいは将来の母親と考えられている。

・お金のあるなしにかかわらず派手にお金を使うことが好き。

・たった一膳の御飯と二三切れのたくわんで何時間も働く。ひとたび旅に出ると絶えず何かを口にする。

・日本は古くからの伝統が国民全体に伝わっている非常に恵まれた国。みんなが何でも買えるというわけでは

ないにせよ、この商品は特定の人しか所有できないという階級差別はない。

・集団の中の日本人が、いかに単純か野蛮であるかがよく分かる。

他人を押しのけて我さきに電車に乗り込もうとする。

・日本人は服装に関しては暑くなった途端に賢明にも、北方系ではなく南方系の祖先の風習に従う。

・日本人は穏やかで口論好きではないし、おまけに住宅環境が悪いので、悪臭やひどい暑さ寒さを

何とも思わない。

・日本人の人生観は年とともに丸くなる。

・日本人はとても早起きで、その分、夜は早く寝ます。

・日本人には落着きがある。人生が彼らの中や傍を流れていく。焦って人生を迎え入れたり、

人生の舵を取るようなことはしない。流れが運んでくるものを受け取るだけ。

・既存の枠にはまりきらない冒険心に富んだ若者には、自由にふるまえる機会がほとんどない。

若者の自殺が多くみられる。

・お寺や神社、日本には古くからの秩序ある極めて美しい世界が存在していて、いつでも立ち帰ることが

できる。

・日本は悪臭が多い。

・日本人は幸せな国民、今日目新しかったものが翌日にはもう当たり前のものになっている。

新旧の思想や習慣を見事に継ぎ合せている。

 

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