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Higashi Ginza Sweet Life

東銀座は今日も魚そして海の潮の香りがしています。
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本のメモ 林忠彦 カラー日本百景

昭和39年の日本。

まだ素朴さが残りつつ、例えば御宿の海女さんの写真のように、

オリンピックを前にして高度成長で経済が伸び行く日本、

日本橋のうえにかかる高速道路の写真のように。

 

写真とともに添えられた文章。

その文章は素朴的。レンズを通して見た風景のことが語られている。

 

・九州の自然の神秘 高千穂

 古代人が、太陽に、人間の生命のすべてをかけ、それによって生き、

 それによって、永遠なるものを夢みたことの必然性がわかるような気がする。

 

 奥津温泉

 街の真んなかを流れる川に温泉がわいている。宿の女中も娘も奥さんも、

 洗濯はこの川のなかでする。それがすべて足でする。

 

電機洗濯機が普及する前の光景。

 

・近畿 生きている古都と死んでいる古都

 カメラの眼からすれば、奈良の仏像や建築が、第一級に造型的だといわなければ

 ならないし、したがって造型的な立場から、カメラでこれに迫ることができるが、

 京都の場合はそれが逆となって、非常にむつかしい。

 ムード的というか、生きているから、その京都的なものを決定的に押さえることには

 苦心を要する。

 

・中部 田舎の同心円

 ソバ。馬匹の糧抹で、日本の貧困を象徴した食べ物。

 

 一茶の句

 信濃では月と仏とおらがそば

 

 信州は、過酷な風土のかわりに、美しい自然が神からあたえられたのかもしれない。

 

・関東 空気のかわき

 なんとなく東京という世界には、自己の意思のありかが判然としない。

 ただエネルギーだけがたくましく渦まいているだけの世界。

 

 関東をとりまく山々は、稜線がするどくきりたっていて、奈良や京都のやわらかい線がない。

 妙義山にしても赤城山にしても、関西では見られない山だ。それに空気のかわきが感ぜられる。

 

・東北

 うたいつづける年寄りたちのうたは、楽譜や音楽理論にもとづいたいわゆる技巧的な頭のなかの

 歌ではない。体質や風土のなかから、自然ににじみ出た、生命の呼吸にも似たものだ。

 

 

 

 

 

 

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