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Higashi Ginza Sweet Life

東銀座は今日も魚そして海の潮の香りがしています。
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石手寺

松山。

路面電車がゆっくりと走る街。

ホテルのお風呂に掲示されている正岡子規の俳句に、裸の自分が感動している。

松山や 秋より高い 天守閣

松山市内を見守るお城。

 

12月の上旬だというのに蒸し暑い。

みかんが豊かに実る街。温暖な瀬戸内。

上着を脱ぐ。

 

タコ飯を食べたい。

と思い港近くのお店に行く。

しかし、お店は閉まっていた。

おばちゃんが出てくる。

ゴメンね。9月で終わりなのよ。たこがいないのよ。

冬季にタコ飯がないことを知る。

季節と寄り添う松山の街。

食に季節感がなくなりつつある最近に、逆に新鮮な気分になった。

 

わざわざ来てくれたのにごめんね。

おばちゃん、美味しいところあったら教えて。

まっすぐあの道をいったら、魚を出すお店があるよ。

美味しいよ。

 

そのお店に行く。

宇和島風の鯛めしを出している。

もちろん注文をする。

卵とタレを混ぜ、鯛を入れ、茶碗のご飯にぶっかける。

漁師の賄い飯。

大人の味。

 

松山市内を路面電車と並走する。

車は瞬く間に路面電車を追い抜いていく。

石手寺へ。

参道が長く、その先に黒猫が居る。

お店の人と会話をしている。

何を話しているのだろう。

 

 

石手寺は一言で言えば、カオスな場所であった。

いろんな願い、重いが溢れかえっている場所。

それが言葉だったり、看板だったり、地蔵さんだったり。

 

奥の院は山の向こう側。

そこまでには隧道を通っていく。

地面には水が浮いている。

ここは涼しい。否、涼しいというより、寒い。

身体の芯に浸みるような寒さ。寒気。

魂が体から宙ぶらりんになっていくかのような錯覚。

地蔵さんが隧道の真ん中で連なっている。道しるべのようだ。

それなりに長い。

 

隧道の向こう側の光がやっと見える。

通り抜けた道の向こう側に、門があり、参道は枯れ葉に埋もれている。

無国籍感がある金色の納骨堂。

その両脇には夥しい数の羅漢像。

 

そろそろ移動をしなければいけない。

もう一度隧道を戻る。

隧道を向けると落書きが壁にされているお堂がある。

その数も夥しい。

 

一行の中の一人が、私たちに問いかける。

誰もあの隧道で走っていないですよね。

ええ。

ゆっくりと歩いていました。

駆け足の音が聞こえたんですよ。

 

ただただ唸るしかない私たち。

 

一匹の猫がお堂にいる。

私たちが近付くと、逃げようとしたが、その前にお堂の柱が眼に入り、

彼はついつい爪とぎを、パニックになりながらやっていた。

その姿が愛くるしい。

柱をみたら、爪痕がいたるところに残っていた。

 

いろんなものが混在する石手寺。

いろいろな思い。

それが身に染みていく。

 

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