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Higashi Ginza Sweet Life

東銀座は今日も魚そして海の潮の香りがしています。
本のメモ 川本三郎 向田邦子と昭和の東京

・たくあんはひと切れだけだと「人を斬る」に通じ縁起が悪い。

三切れだとこれも「身を斬る」になって縁起が悪い。ふた切れがいい。

・「たち」 変わっていても「たち」と言われると、仕方ないと納得できる。

・夫婦のあいだだからこそ秘密と嘘がある。

・墨東奇譚 隠れ蓑願望

・3月10日の東京大空襲で下町であれだけ死者が出た一因には避難を禁じた防空法八条の存在があった。

・向田さんの描かれる世界は、戦前の山の手の中産階級の雰囲気がとても濃い。

・昭和33年頃から変わり始めて、バブルですべてなくなってしまった何か大事なものを、向田さんは

とても丹念に見続けていましたね。

 

 

| | 20:45 | comments(0) | - |
本のメモ ナガオカケンメイ ナガオカケンメイとニッポン

 

・40代は通訳の歳。

・日本には日本のリズムがある。

・人の熱を感じるところに集まる。

・家にあるものを見て、何も思い出せないようなものは、かわいそう。

・大きな目標と小さな行動の役目をちゃんと分ける。

・今まで、私たちは、「外国から来た」というゆるい高級を「高級」と思っていた。

・「シアトリカル」人は結局「ひどい思い」「うまくいかない」「悲しい重荷」がないと人生の幸福は感じられない。

・継続をすることは、今の時代、ひとつの大切なバロメーターとなる。

・人にはホームグラウンドという意識がある。

・なぜ神社は錫で神具を作ったか。答えは「長く丈夫に使い続けられる道具であること」

 

 

| | 20:12 | comments(0) | - |
千葉県文書館にて

千葉県文書館へ。

前から見たかった「写真に見る明治時代の千葉県」という企画展へ。

千葉神社の大祭。

多くの人が街を練り歩いている。

君津の小糸川の炭俵を運搬している様子。

佐原の山車。

明治43年の佐原の台風による洪水。

古くからある千葉教会。

 

明治の頃の若い千葉が映し出されている。

絵葉書ブームがあったのは日露戦争の頃。逓信省がその戦争の様子を庶民に絵葉書で伝えた。

その絵葉書欲しさに神田郵便局では暴動にまでなったとのこと。

時は明治39年。

 

文書館の一階には、県が発行した資料が販売されている。

そこで防災誌 元禄地震を購入した。

2008年の発行。古文書、過去帳から読み取る被害。

千葉でも甚大な被害があった1703年12月31日。

当時は太陰暦のために、1703年11月23日。

二十三講が行われていた夜。

それによって被害にあった人とあわなかった人とがいる。それは運としかいいようがない気がする。

出た月が見えなくなったら、津波が沖にでたせいだという判断をして、避難をした一ノ宮の人たち。

一方で、白子では、土手が高く安全だと思っていた場所に多くの人が集まっていて、多くの人が亡くなってしまったり。

鴨川でも多くの被害があったという。嗚呼。

 

この時の地震はかなり大きく地形が大きく変わったという。

野島崎は隆起で大きくなった。

保田の加知山神社は海が近くなって移転をしている。

 

 

私が元禄地震のことを知ったのは、保田に行ってそのあたりを散策していたとき。

まだ夢のカレーもあった。夢のカレーがなくなってしまったのは大変残念。

知りあいの飲食店がどんどんと無くなっていってしまう。

 

今、千葉に住んでいるひとたちでどのくらいの人達が、元禄地震のことを知っているのだろうか?

 

この誌に、田老の防災、大防潮堤のことが記載されていた。津波防災都市宣言をして日々備えているということ。

1933年の三陸地震。その時の教訓でできた大防潮堤。

しかし、時は流れ、2011年にあの津波が発生し、大防潮堤は流されてしまった。嗚呼。

 

防災誌は更新をしていく必要がある。

いつまでも語り継がれていく必要がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| | 20:07 | comments(0) | - |
本のメモ 昭和の風景 関川夏央

気が付けば、40代半ばも過ぎていて、昭和も遠くなっていた。

この本は氏が30代半ばから40代半ばにかけて書き綴られたエッセー。

市ヶ谷の散髪屋で、月一回、平日の午前中に髪を切りに行く。その際に交される会話、

今日も夜勤明けですか?ええ。

 

40歳代、独身、一人暮らし。どういう訳か自分の後輩でフリーのライターの姿と合致する。

やつと合う人はあまりいないですからね。

もう一人のライターをやっている人間が言っていた言葉を思いだす。

 

1畳ずつ、月の給料で増やした畳。父親が若くてまだ髪があったころ。

その畳の上で、産声を上げた。

初めてみた海は日本海。なぜ、初秋の寂しいこの時期に両親は海へ連れていったのか?

大学で上京した時、大都会の電車の本数に驚愕する。

その背景、時代は昭和という時代の空気があった。

40代半ば、母親が亡くなり、氏の青春が終わる。

生きることの寂寞感が、身に降りかかる。

外資系銀行に入って、3年間、鬱になって亡くなった同級生。もう一人の綺麗だった女性は普通の主婦となり、

自分の人生を受け入れて、普通にイキテイル。あの人は賢い人でしたねえ。

 

もがく、流される、受け入れる。

いろんな生き方がある。

それぞれの人生がある。

 

酒席にて

今は、あまり仕事がない。

ある意味それで給料をもらうのが一番幸せじゃないすか?

いや、なんていうの、爪痕を残したい。

あははははと一同、大笑い。

 

もがいているように見えているのかもしれない。

後輩が入れた濃い目のチューハイを飲みながら、笑い過ぎて過呼吸になって、時には涙目になりながら。

 

もがく、流される、受け入れる。

 

 

| | 09:31 | comments(0) | - |
本のメモ エロ事師たち そしてお通夜

2016年12月24日

この日は快晴。風が強く、肌を刺すような寒さだったが、雲一つない爽やかな冬の日。

車を出し、千葉寺の巨木を見てパワーを貰おうと出かけた。

この公孫樹は古文書から1000年以上の樹齢を持つと言われている。

確かに垂れ下がる枝を見ていると、皺だらけで、そこに大きな鉄パイプの支えが必要であることを

見ると、老体であることが分かる。

 

 

 

脇に置かれている、手を顎にあてて鎮座している観音様の石の彫刻像が何台もある。

達観しているのか、寝ているのか?

 

 

 

お参りをしに来ているお爺さん。境内の落ち葉を掃いているおばさん。お墓を清めている家族。

この公孫樹はいろんな人たちを今まで見守ってきたのだろう。

以前見たときは、まだ青々とした葉をつけていたが、今日見たら、まったく葉が付いていなかった。

あっという間に、葉を落とし、本格的な冬を迎え、そして春に備えているのだろう。

老木の前でタバコと冬の澄んだ空気を思いっきり吸いこんだ。

 

 

午後4時30分過ぎ、電車に乗って浦和まで。

 

 

同僚の親父さんのお通夜へ。

電車の中で持参した本は、野坂昭如のエロ事師たち。

1カ月前から、ゆっくりと読んでいて、今日には読み切ろうと思っていた。

駅に止まるたびに吹き込む風。

本の中のずぶやんも凍えてしまうようだ。

電車に乗る人は、皆、大きな荷物を抱えている。プレゼントか、年末に田舎に帰るための防寒具か。

なんとなく浮ついた空気が流れる。

高校生たちが乗ってくる。何処かの野球部だろう。白い靴が土で汚れている。

仕事帰りの鳶の人。これから街に出て一杯やるのだろうか。

中国語で話をしている若い夫婦。幼子がベビーカーですやすやと眠っている。

武蔵野線はいろんな人達が乗ってくる。そしていろんな人達が生きている。

本の中の登場人物も、必死になって生きている。車内との差は、本の中は戦後まだ20年ほどの世界で、

戦争の陰が支配していることだろう。ただ、女は違う。もしかしたら今の時代と変わらないのかもしれない。

女はどの時代も逞しい。ふとそんなことを思う。

駅を降りる。駅前の寒い風が吹く中、クリスチャンがベルできよしこの夜を奏でている。

 

 

肩を怒らせて歩く。

お通夜の受付は学生服を着た中学生。恐らく同僚の子供だろう。

お通夜の祭壇に飾られた亡くなった親父さんの写真。その顔はハンサム。家族で選んだ一番いい写真だったのだろう。

お経が流れる。分からない言葉が流れている中で、風に吹かれてと言う言葉が聞こえた。

挨拶を終えて、さて、帰ろう。駅の前の看板が、葬儀場、焼肉屋、そしてスナック。地方都市らしい、看板である。

帰りの電車の中でまた本を読む。生と性。反吐を吐きながら生きる人。生きるために性とともに生きる人。

ズブヤンの最期の伝達の仕方が秀逸だった。連れが語る。そして笑うしかない継子の恵子。

12月24日に読み終える本だった。と心からそう思った。

 

| | 08:15 | comments(0) | - |
本のメモ 開国マーチ

荒木経惟 藤井誠二 開国マーチ

 

東京は秋を、六本木ヒルズのアートショップで立ち読みをしたら、

やたらと読みたくなって仕方がなくなった。

アマゾンを見て、氏の何を買うか?考えた。

数多ある本の中で、選んだのが開国マーチだった。

ここには、表層的に、刹那的に明るく日本で生活をする外国人が出てくる。

その表層の裏側には、深い哀しみが潜んでいる。

「泣いたら負けよう」

明るさと哀しみは表裏一体。

 

力一杯、今を生きる。

そこには汗と涙が混ぜ合った、人間臭い匂いがある。

 

 

| | 19:16 | comments(0) | - |
本のmemo 10年後生き残る国はどこだ

盪垣鞠掘\邯マーン惠美

 

以下メモ。

 

アラブの春という茶番を後押ししたのが、ヒラリークリントン。

「中東の土人たちが、生意気にも自分たちで近代国家をつくった。許せない!!」

という欧米人。

様々な運動に必要なお金は、どこかから出ているはず。

 

19世紀以降の世界史は「白人支配」が広がる時代。

1884〜85年のベルリン会議が背景。

帝国主義者、ラドヤード・キップリング

明治22年に来日した際

「宝石みたいな国。道もきれいで、人もよくて、田園もまるで絵みたいだ」

「ここもやがて、アメリカの貝殻ボタンをつくる植民地になるだろう」

 

1941年大西洋憲章

「すべての国民がその政府を選択する権利を尊重し、強奪された主権と自治が回復される」

これは白人のためのもの。

 

アメリカに逆らうと絶対に潰される。安倍首相は「黄金の中道」を探っている。

 

福島原発はGE社製。

 

アベノミクスがうまくいかない原因のひとつは、エネルギー政策。

日本は世界一高い燃料をあちこちから買っている。

 

アメリカの新聞は民主党の味方。

日本はアイゼンハワーの共和党政権ができるまで世界銀行の融資まで止められていた。

 

20世紀前半までのアメリカの恐怖

「日本が台頭して、日本が中国を組み込み、中国の4億の民をリードするのでは?」

 

 

マークゲイン「ニッポン日記」

 

 

 

 

| | 21:45 | comments(0) | - |
本のmemo 吉原酔狂ぐらし

吉村平吉

 

この本を読もうと思ったきっかけは、野坂昭如の文壇を読んだからだった。

文壇には吉行淳之介のもてることや、梶山季之のパワフルな活動、阿部牧郎、丸谷才一、田中小実昌、

そしてその文壇の周縁にいる人達が登場する。野坂昭如の独特ないい回し、その流れていく文章、

テレビの世界から来た氏の劣等感を持ちつつ、いかに生きていくか?いかに生き延びていくか?という

酒に飲まれながらも、逞しくそして力強く生きていく。そこには敗戦の記録も色濃く滲んでいる。

絶望からの復興。そんな時代をともに生きてきた吉村平吉の時代、吉原、あの頃の生た記録。

ここに描かれているお店はまだ浅草界隈にあるのだろうか?

牛太郎と雑誌のインタビューに答えた場所、待乳山の裏のうなぎ屋を探してみたが、どうも見つからなかった。

恐らくもうそのお店はないのだろう。

ここに登場している人達、お店、街並み、匂い、それを体験できる場所があれば、行ってその空気を吸いたい。

 

この本で取り上げられている本のメモすべき本。

淀橋太郎「ザコ寝の人生」

波木井 皓三 「吉原私記」

吹雪周「肉体の白書」

 

そして、野坂昭如の文壇は三島由紀夫の自害のニュースが飛び込んできて、周りの人達の驚愕しているところで終わる。

 

そこからも時はすでに流れて流れていっている。

 

 

| | 10:35 | comments(0) | - |
本のmemo 昭和出版残侠伝

嵐山 光三郎「昭和出版残侠伝」

読もうと思っていて、ようやく読んだ本。
ここで取り上げてから気がつけば1年という年月が流れていた。
http://uto.jugem.cc/?eid=2776
いやはや。

この本には、いろんな発見があった。
当時は、そんなことを知らずに、脳天気に生きていた気がする。
糸井さんが、雑誌名を「ドリブ」と命名していたことや、山際淳司さんがスローカーブをもう一球を書く前は、アナーキーなフリーライターだったことや…。
そしてとにかく、熱風のように熱くて、今でも凄い人たちだらけだ。この本に登場する人たちは。



この世に「生きる理由」なんてものはあるはずがない。そんなことを考えずに時間に流されて生きている。しかし「自殺する理由」は山ほどある。
うーん、哲学です。





| | 23:28 | comments(0) | - |
本のmemo 丸亀日記
藤原新也「丸亀日記」

1988年の書。
氏の文章が好きなのは、自分に真摯に対峙しているから。
そして、静謐な時間が流れていて、そこには厭らしさがない。
読むと、背筋がいつも伸びる。

読まなければいけない本が、枕元に積まれている。
いろいろなことを準備をしなければいけない、という焦りもあるのに。

それなのに、本棚にあったこの本を手に取った。
どうしても読みたくなった。氏の文体に触れたくなったのだ。


この本の中に、内房線の小さな駅、竹岡から無賃乗車をする猫の話しがある。
竹岡の雑草の中に住んでいる太った白黒の野良猫が、改札を通ってホームで電車を待ち、そして電車に乗り込む。
2つ、3つ先の駅まで行って、何をするわけでもなく、そして、電車に乗ってまた帰ってくる。
電車に乗って、気紛れな旅をする猫。
何をしに行っていたのかは誰も知らない。

そして、今は、もう帰ってはこない。
何処かに定住してしまったのか…。
猫の行方は分からない。



私は世界各国で生活をしてきていつも感じるのだが、この日本ほどコマーシャリズムというものが政治経済は言うに及ばず、文化やその他のこまごました人間の日常生活一般にまで介入している国は珍しい。


| | 02:46 | comments(1) | - |